地球防衛軍艦艇史とヤマト外伝戦記(宇宙戦艦ヤマト二次創作)

アニメ「宇宙戦艦ヤマト」(旧作、リメイクは問いません)に登場する艦艇および艦隊戦に関する二次創作を行うために作成したブログです。まだ作品は少なくブログ自体の体裁も整っておりませんが、細々ながら書き込んでいきますので楽しんで頂ければ幸いに思います。

このブログは、筆者ことA-140が、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」(旧作、リメイク版は問いません)の二次創作として制作しているヤマト世界の地球防衛軍の艦艇史、および本編で描かれていない、あるいはもっと盛り込んだほうが面白いと思われる艦隊戦について創作を行うために開設しました。

筆者はリアルタイムで旧作を見たファンというわけではない(厳密には3歳のときに映画館で完結編を見たようですが)ですが、幼児期からヤマトに親しみ、それが嵩じて軍艦ファンになって現在に至った人間です。そのためヤマト世界に主に1945年以前の海軍史(知識の関係上、日本海軍に関係したものが多くなりそうです)を持ち込んで色々考えながら創作を行っています。

もしヤマトという作品に出合わなければ、人間関係など私の人生は大きく違ったものになったはずで、色々な意味でこの作品には感謝し切れません。その気持ちを大事にして、自分なりのヤマト世界を広げて楽しませていただき、同時にこのブログを訪れた読者の皆様にも楽しんでいただければ幸いに思います。

なお、旧作リメイク問わず本編の設定を自分の考えで弄ったり、両方を混ぜて新しい設定を作るなど行うこともありますが、筆者はどの本編であろうと否定するつもりは一切なく、単に「ヤマトが好きだから、自分でその世界を描いてみたい」というスタンスで創作を行っています。特定個人や組織、作品に対して批判や不満などは一切持ち込まずに創作を行っていますので、その点はご了承いただければ幸いです。

遅筆にてどのくらいの頻度で更新できるかわかりかねる部分はありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、表示の関係で記事を個別に読むと前後編などの場合、後編から読むことになるようです。カテゴリーからは順番に読めるよう設定してありますので、左のカテゴリーから各記事をお読み頂ければと思います。

自分の記事としてはお久しぶりです。地球防衛軍艦艇史も「とある士官と戦艦と地球防衛軍」も止まった状態で「新作?」と思われるかと存じますが、この両方に関わりのあるお話になります(その意味では、厳密には「新作」とは言えないかもしれません)。

題名は「とある士官と戦艦と地球防衛軍 2202」となります。

現在、このシリーズはガミラス戦役の部分で話が止まっていますが、ガミラス戦役の地球関連は原作にヤマト以外のシーンの描写がないためほぼ一からの創作になり、難易度が高くなっていること。また、話の後半に大規模な(といってもガトランティス戦ほどではないですが)艦隊戦を挿入した結果、それに関連して他の方とあるプロジェクトを進めることが決まったため、文章で表現する設定を超えたものを準備する必要も生じました。このため腰を据えてかからないとならず、現状申し訳ないのですが手に負えなくなっています。

そのため、このたびヤマト2202が完結し、それでガトランティス戦役を私なりにどういった方向で創作するか大よそ決まった(これに関しては後述します)ので、とりあえず取り掛かれるこの作品を書くことにしました。これは私が旧作で特に2を好んでいるという理由もあります。

気分屋で申し訳ないのですが、しがない二次創作者ということで、ご容赦頂ければ幸いに存じます。なお、第一話は土曜夜に公開予定ですので、あまり期待せずに、それでも楽しみだと思ってくださる方はお待ちいただければありがたく思います。

なお余談ですが、題名が「2202」なのに、第一話は2201年から始まる予定です。いきなりおかしいではないかと思われるでしょうが、見逃していただければと(笑)


一部独自設定の説明

簡単に「とある士官と戦艦と地球防衛軍 2202」の基礎設定というか、ある種の「前提」についてお話させていただきます。これがないと何でこんな描写になるかわからない、それどころか急にどうしてこんな話に?ということにもなりかねませんので、この説明を設けます。「それでもわからない」ということが万一ありましたら、コメントかツイッターにて質問を頂ければと思います。

・ベースは「旧作2」とし、そこに「2202」の要素を加える

これは「筆者は基本は艦艇マニアである」「人間ドラマに関しては2202以上のものは書けそうもない」というのが理由です。旧作2はヤマトシリーズにしては珍しく、比較的艦隊戦(土星会戦)が戦前の駆け引きから詳しい(ヤマト以外の)戦闘の描写があることから、これを膨らませてみるのが面白いと判断したこともあります。筆者のツイッターを読んでいただいている方には、前から「この方向でいきたい」とツイートしていますので、今更という感はあるかと思いますが一応お話しておきます。

・筆者の脳内設定と他の方の二次創作の設定は有効に利用する

「とある士官と戦艦と地球防衛軍」のガミラス戦の部分については、書ける状態ではありませんが筆者の頭の中にはどんな流れになるかおよそ固まっています。そのため作中ではこの頭の中の設定を(多少ぼかして)使うことが多々ありますので、主人公を始めとしてキャラたちが「こういうことをガミラス戦ではしていたんだな…」と想像して読んでいただければと思います。現状、筆者としましてはこの部分で致命的な破綻は生じないだろうと考えております。

また、ツイッターのDMにおいて筆者が参加しているヤマト二次創作の集まりでは、アイディアを出し合って様々な創作が行われ、私もいささか感想やご意見など差し上げたりもしています。
そんなこともあり、他の方が作られた二次創作の設定のうち(もちろん作者様のご許可はいただきます)、使える部分は使わせていただくことにしたいと思います。また、作中にてどの方のどの作品を参考にさせて頂いたかは、その都度後書きなどで明記させていただきます。

他に現状、少し細かいことで決まっていることを列記すると、

・本作の世界には時間断層が存在しません。そのため艦艇数は概ね「さらば」「2」準拠となります
・ガミラス戦役とその後の設定は「2199」「2202」のものを用います。そのため地球はガミラスと共にガトランティスと戦争中です
・本格的な戦役勃発前に、アンドロメダ級の量産は行われません。これは拙作の地球防衛軍艦艇史「アンドロメダ その1」に準じます(空母型が出てくるかはかなり怪しいです)。また、アンドロメダと主力戦艦(D級前衛戦列艦)のサイズを独自設定に変更しています。ヤマトのサイズに関しては2199設定の333mです
・重力子スプレッドですが、万能すぎるので創作では扱い切れない(本作の後で対戦するはずの敵に対しても有効性が高すぎる)ため、省略します。のみならず他の一部兵器も2202の設定を「なかったことにする」場合がありますが、ご了承ください

今のところはこんなところかと思います。このあたりの設定は動かすと作品全体を練り直すことになりかねませんので、動かし難くなりそうですが他の決まってないことに関しては様々な可能性を探りながら創作していこうと考えています

地球防衛艦隊再編計画

ガトランティス戦役後、地球に何よりも求められたのは、同戦役で失った戦力の補充であった。何しろ主戦力をほぼ全て失い、更にはそれらを指揮する優秀な人材も同時に失っていた為、戦力再編は正に苦難の道であった。艦艇数の絶対的な不足、慢性的な人員不足、ガミラス戦役よりこの二つの問題に散々悩まされて来た地球防衛軍が出した解決策とは、徹底的な人員削減、及びそれを補う為の機械化であった。

機械化を推し進める為の第一段階として、まずはガトランティ戦役時に実験的に建造した無人艦の増産と配備促進をより推し進めていった。
上記のように、ガトランティス戦役時にも無人艦は一定数配備されていた。しかしそれは既存のアンドロメダ級やドレットノート級の艦体を流用した暫定的な物にすぎず、またプログラムの未発達により運用には有人艦の引率が不可欠で、更に肝心の戦闘能力も有人艦よりは大きく劣るものであった。

そこで地球防衛軍上層部は、有人艦を無人艦に改造するよりも始めから無人艦として建造してしまった方がより性能の良い艦を建造できると判断し、直ちに艦政本部に設計を指示した。これが後に地球防衛軍の艦船史に大きく名前を残すこととなる、エクスカリバー級自動超弩級戦艦となるのであった。

しかし、ここに来て大きな問題が一つ立ちはだかった。エクスカリバー級の全長は三百メートルを超える。勿論それだけ巨大な艦体なのだから、当然設計では自律型の指揮装置が搭載され、艦を人間が一切関わることなく動かすことが可能になるとされていた。だが、自律型指揮装置のプログラム開発チームは「この艦が完全に自動で動けるようなプログラムを製作するには、最低でも十年はかかる。」と断言した。これは非常に大きな問題であった。いくら外側が完成していても、肝心の艦を動かすプログラムが完成しないのであれば“また”有人艦に引率してもらう必要が生じるからであった。

「有人艦に引率されるのに変わりがないのであれば、結局は従来の有人艦に合わせた運用しかできなくなってしまう。それならば、従来艦を改造した無人艦で十分なのでは?」無人兵器反対派はそう言って攻勢を強めた。彼らも無人兵器の必要性は十分承知していたが、かといってこれ以上配備を推し進める必要はないと感じていたのである。
これに対し推進派は「では“無人艦の全能力を引き出せるような有人艦”を新たに建造すれば良い。」と考え、艦政本部に開発を指示した。これが後に地球防衛軍の中で最大級の戦艦を生み出すきっかけとなったのであるが、この時点ではまだ誰もがそのようなことは予見していなかった。


飛躍する要求、拡大する性能

当初艦政本部は「エクスカリバー級の有人艦仕様を建造し、それに無人艦の指揮統制装置を搭載すれば良い。」として、エクスカリバー級の有人艦仕様の建造を上層部に提案した。上層部はこの提案を承認し、運用側もアンドロメダ級と同等の砲戦能力を持つエクスカリバー級には大きな期待を寄せていたのでこの決定を支持した。
しかし、それはしばらくして無理があると判明した。エクスカリバー級の有人艦仕様自体は技術的には十分に可能であった。問題は「いかにして無人艦の指揮統制装置を搭載するか?」であった。というのもエクスカリバー級クラスの大型戦艦を複数統制できる指揮統制装置の大きさは、そのエクスカリバー級にすら収まりきらないほど巨大だったのである(実際、この指揮統制装置の多くは艦船ではなく地上に配備されている。)

そして、この指揮統制装置を搭載してなおかつ無人艦の高機動に随伴できるような艦を設計した場合、必要不可欠であると言われた艦の全長は五百メートル、地球防衛軍最大の戦艦であるアンドロメダ級を二回りほど上回る巨大な艦であった。その為運用側から「これなら鹵獲したカラクルム級にこの指揮統制装置を載せた方が早いのではないか?」と言われる始末であった。地球の技術力の限界を見た艦政本部はエクスカリバー級の有人艦仕様を指揮統制艦にする計画を破棄、同時に巨大な指揮統制装置を搭載する為新規設計で新たな艦を建造することを決定した。

設計の基礎となるのは、ガトランティス戦役時に計画されたものの結局建造されることはなかった“A-260型戦略指揮戦艦”と呼ばれる艦であった。これはアンドロメダ級の拡大発展版と言えるような艦で、戦時中に計画された艦ということもあってか徹底的な簡略化がなされていた。艦体や主砲はアンドロメダ級の流用であり、単純にアンドロメダ級の指揮統制能力や総合戦闘能力を強化したような艦であった。設計案はA案からT案までの二十種類、中には全ての主砲を艦首側に集中したN案や、実弾の装填機構を廃止した砲塔を十基も搭載するM案、更には波動実験艦銀河の艦橋を流用し探査型としたK案など、純粋に戦闘能力を強化した艦から本来の目的を外れたような設計の艦まで、実に多種多様であった。

しかし、単純に昔の設計図通りに作ればよいというわけではなかった。元よりアンドロメダ級の艦体では新型の指揮統制装置を搭載することは不可能だと判明しており(アンドロメダ級にも指揮統制装置が搭載されたことはあったが、それは大戦中に無理やり搭載された一時的なものであり、今問題となっている新型指揮統制装置とは直接統制可能な艦艇数だけでも四倍の差があった)どうしても艦体は新規で建造するしかなかったからである。

そしてその新型指揮統制装置を搭載するにあたって、全長は五百メートル、重量は三十万トンと定められた。そして武装については、当初は戦闘を随伴の無人艦に任せれば良いと思われていたので、最低限度の自衛兵装以外は搭載しないこととなっていた。しかしここで連邦政府が「これだけ巨大な艦なのに、何故武装がほとんど付いていないのか?君達は巨額の国家予算を投入して、地球一高価な標的艦を作るつもりなのか?」と追及して来た。この追及は一部の運用側からも寄せられていた。そこで艦政本部はこの追及を回避する為、武装の大幅な強化を行った。主砲の口径拡大及び門数の増加、波動砲の装備、更には艦載機運用能力の付与まで行われた。そして艦政本部は「この艦をアンドロメダに代わる新たな地球防衛軍の象徴としてしまおう。」と提案した。地球防衛軍上層部や連邦政府も、再建された地球艦隊の象徴的な艦は欲しかったので、この提案に乗っかった。

こうして建造は始まった。建造自体は月面基地の工廠で行われ、資材は第十一番惑星や土星などに浮遊しているガトランティス艦を解体したものを流用した。建造は2203年から始まり、約2年をかけて完成まで持ち込むことが出来た。(経験したことのない大型艦であるにもかかわらず建造期間が異様に短い理由については、本艦が新規設計とはいえアンドロメダ級より多くの物を流用できたこと、ガトランティス軍の残党撃滅と地球復興の為戦時生産体制を維持し続けていたこと、ガミラス製高性能作業機械の大量導入などがあげられる)そして紆余曲折を経た末に完成した艦は、これまで地球が全く保有したこともないような大型艦となった。


アンドロメダ改級超弩級戦略指揮戦艦 春蘭(しゅんらん) 諸元

全長:508メートル
艦体重量:33.4万トン
機関:
兵装:四式次元波動爆縮放射器(クラスター型波動砲)3基3門
二式51サンチ4連装収束圧縮型陽電子衝撃砲 6基24門
   一式41サンチ3連装収束圧縮型陽電子衝撃砲 3基9門
   二式大型対艦砲(艦橋砲) 1基6門
重力子スプレッド発射機 連装4基8門
   零式4連装対艦グレネード投射機 2基8門
   二式速射魚雷発射管 単装4基4門
   一式亜空間魚雷発射管 連装4基8門
   一式多連装ミサイル発射管 16門
   九八式二型短魚雷発射管 16門
   九九式二型垂直軸ミサイル発射管 単装10基10門
搭載機:各種空間艦上戦闘攻撃機 48機
    各種汎用輸送機 8機
    各種救命艇 4機


これらの性能表から読み取れることとして、まず圧倒的な砲撃力があげられる。主砲の51サンチ砲の砲門数は24門、これはアンドロメダ級の二倍の数であり、単純計算で春蘭はアンドロメダ級の二倍の砲戦能力を持っていることとなる。更に、これらに加えて9門の41サンチ砲も装備されていることから、総合的な砲戦能力は二倍以上であろう。
なお主砲として51サンチ砲が搭載されている理由は、単に新しい砲を開発する時間が無かったこと、弾薬の共通化、エクスカリバー級やアンドロメダ級と統制砲撃戦を行う為、などとされている。

次に宙雷兵装であるが、これはアンドロメダ級と大差がないどころかむしろ減らされている。というのも、巨大な指揮統制装置や合計9基もの陽電子衝撃砲、更に後述の艦載機の搭載区画まで設置するとなると、いかに春蘭の巨大な艦体といえども目一杯であり、そのしわ寄せとして宙雷兵装が減らされたといういきさつがあった。
そして春蘭の航空設備であるが、これにもかなりのスペースが割かれた。随伴予定のエクスカリバー級には航空機の運用能力がほぼ無かった(エクスカリバー級を改造した航空母艦の計画もあったが、無人艦載機の調達数削減の影響に伴って開発が中止されていた。)ことが理由である。その為春蘭には、合計で60機もの艦載機が搭載可能であった。

搭載可能な航空機であるが、基本的には地球防衛軍が保有している全ての艦上機を運用可能であった。主力となる戦闘攻撃機は、九九式空間艦上戦闘攻撃機“コスモファルコン”や零式空間艦上戦闘機“コスモゼロ”に一式空間艦上戦闘攻撃機“コスモタイガーⅡ”、更には四式自律型空間艦上戦闘攻撃機“コスモライトニング”も運用可能であった。(後の近代化改修で一八式空間艦上戦闘攻撃機“コスモパルサー”の運用能力も付与されている)そして輸送機は、九七式空間汎用輸送機“コスモシーガル”や後継機の五式空間汎用輸送機“コスモハウンド”も運用可能であった。(ただしコスモハウンドは機体サイズの関係上、搭載可能機数が4機のみな上に艦首エレベーターでの運用は不可能である)

なお肝心の無人艦の指揮統制能力であるが、最新鋭の五式指揮統制装置を搭載した為、同時管制可能艦数はアンドロメダ級の4隻をはるかに上回る16隻となっている。これは勿論防衛軍艦艇の中では最大数であった。更にエクスカリバー級の両舷にウェポン級を外付けしたブースター運用を行うことで、運用方法は限定されるが同時管制可能艦数を48隻に増やすことも勿論可能であった。(余談であるが、ブースター運用とはガトランティス戦役時に指揮統制装置の能力不足に悩まされた防衛軍が、同時管制可能艦数を可能な限り増やす為に実施した苦肉の策ともいえるべき代物である。戦艦クラスの無人艦の両舷に駆逐艦クラスの無人艦を重力アンカーにて接続することによって、泥縄式ではあるが同時管制可能艦数を3倍に増やすことが可能となった。今では無人艦の標準的な運用方法として定着している)
春蘭とその同型艦

アンドロメダ改級改め春蘭型超弩級戦略指揮戦艦には、当初は合計で6隻もの建造計画があった。そして半数の3隻が実際に竣工したものの、全く同じ形状の艦がいないという稀有な艦でもある。以下は春蘭とその同型艦が、どのような姿で生まれ、そしてどのような末路をたどったかの記述である。


春蘭型超弩級戦略指揮戦艦 同型艦一覧

一番艦:春蘭(しゅんらん)
二番艦:リヴァイアサン(Leviathan)
三番艦:ヴォルケンクラッツァー(Wolkenkratzer)
四番艦:未竣工(仮称あまてらす)
五番艦:未竣工(仮称インビンシブル)
六番艦:未竣工(仮称あらはばき)

一番艦:春蘭

その名の通り春蘭型のネームシップであり、そして唯一純粋な戦艦型として建造された艦である。西暦2205年に竣工して以来、デザリアム戦役を初陣にさまざまな戦闘に参加している。西暦2220年、第二次移民船団を護衛中にSUS連合軍の攻撃を受け戦没。

二番艦:リヴァイアサン

春蘭型の二番艦、建造途中に暗黒星団帝国軍の攻撃を受け、艦体後部が大きく破損する。それをきっかけに航空戦艦に改装される。その為後部主砲2基を撤去し、空いたスペースに格納庫と飛行甲板を増設した航空戦艦として竣工した。なおこの改造によってリヴァイアサンは、実に120機(6個飛行隊108機+予備機12機)を搭載可能となった。これは後継艦のブルーノアが就役するまで防衛軍艦艇の中では最大の搭載数であった。西暦2207年に竣工、直後に発生したディンギル戦役においてはその広大な搭載数を生かして大量の避難民を輸送する。その後2220年には第二次移民船団護衛艦隊に参加、同船団護衛戦にて戦没する。

三番艦:ヴォルケンクラッツァー

この艦は建造中に暗黒星団帝国、そしてディンギル帝国の攻撃に計二回晒され、その結果艦体は大きく損傷した。一時は廃艦処分も検討されたが、旧式化した波動実験艦銀河の後継艦としてこの艦を波動実験艦に改造することとなる。改造には建造中止となった四番艦アマテラスの資材も流用され、西暦2212年に竣工する。西暦2220年、銀河中心部にて突如発生した移動型ブラックホールの調査の為、銀河中心部へと派遣されるも一か月後に消息を絶つ。

*各艦の詳細なエピソードについては次巻の“運用・戦歴編”を参考にされたし。


春蘭、竣工

紆余曲折はあったものの、春蘭は遂に西暦2205年3月2日に竣工した。竣工と同時に春蘭は直ちに地球防衛軍第七艦隊へと配備され、初代艦長には第七艦隊司令官も兼任している山南修宙将が就任した。そして春蘭を旗艦に据えた第七艦隊は、シリウス星系にて演習を行う為慌ただしく月面基地を出港していった。最後に春蘭就役時に地球連邦大統領が述べた演説から一部を抜粋し、この文章を終わらせたいと思う。

「五年前のガミラス戦役、そして二年前のガトランティス戦役、この数年の間に、人類はこれまでに経験したことが無い大規模な戦争を二回も経験してきました。この戦争で、親しい人を無くされた方も多いでしょう。しかし、人類は幾度となく滅亡の危機に晒されようとも、その度に這い上がって来ました。ご覧ください。今地球は再び蘇り、そして新たな力を手に入れました。皆様の、そして地球と宇宙に平和と安寧をもたらす新しい力です。私はここに、地球連邦政府を代表して宣誓します。もう二度と、皆さまを戦争の惨禍に巻き込まないことを。もう二度と、親しい人、愛する人を失う恐怖を味あわせないことを。」


次巻“運用・戦歴編”へ続く

当ブログへお越しの皆様、遅まきながらあけましておめでとうございます。

今年のこのヤマト二次創作ブログといたしましては、去年にも増して創作に力を入れたいところではありますが、当面は他にやることがあるのと、3月にヤマト2202が完結しないと同作および旧作さらば、2に登場した艦船の創作内での動向が確定しませんので、それまでは恐らくこちらはお休みを頂くことになると思います。

また「とある士官と戦艦と地球防衛軍」は、それに関連してあるプロジェクトが立ち上がっておりますので(詳細は他の方が関わりますので、現状申し上げられません)、ガミラス戦の部分についてはいったん棚上げする可能性があります。その場合は「2202(あるいは2203)」と副題をつけてガトランティス戦役時の同作を別シリーズとして立ち上げるかもしれません。このあたり、何分気分屋で確たることが何も言えず申し訳ないのですが、たまにひょっこり思いついたことなどを書いていきますので、それをお楽しみくだされば幸いに思います。

2202完結後は、艦艇史のアンドロメダの続きとpixivに上げた旧作のみ準拠のD級主力戦艦の改訂版を何とかしたいところです。自分はミリオタでもメカ系の人間ですし、このブログに来てくださる方もそちらのほうをお求めの方が多いと思いますので、自分としてもなるべく早く設定を決めておきたいと考えております。

色々と流動的ですが、今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

戦略指揮戦艦「アンドロメダ」その1の記事を一部更新しました。改訂部分は主に書き忘れた装備の一覧への追加と末尾の軍からの評価についてです。大した違いではないですが、ご確認くだされば幸いです。

https://twitter.com/a140yamato/status/1069240517551042560

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